いざ入院

5月11日〜5月18日

いよいよ入院することに。
手術の前日に先生からの話を聞いて、
この時にはっきりと色々な事が解るようになった。

今までは手術をしなければいけないのか、
という思いがどこかにあった。
そして蓄のう症が再発したと思っていた。

しかし、詳しく聞いてみるとどうも違うらしい。

正式な病名は、
右術後頬部嚢胞
と言い、手術後に数十年後かけて嚢胞が大きくなり、
現在に至ったとのこと。
蓄のう症の手術をしたからこのようになったと。

なので、単純に蓄のう症が再発したと言うわけではないらしい。
また、重要なのはその嚢胞が悪性に変わってしまう場合で、
脳や目に近い部分であるがゆえに結構危険らしい。

なるほど、
そう聞いたら今回手術しなければいけないことを納得した。

今回の手術は全身麻酔で行われたが、
事前の説明で10万人に1人くらいの確立で死亡する事があるらしい。
なんとも言えない事だ。

究極的には人はいつ死ぬか解らない。
誰一人として明日を確約された人はいないのだから。

それはさておき、
今回印象に残ったのは、
全身麻酔はほとんど痛みが無く、
寝て起きたら手術が終わっていた。

術後の痛みもほとんど無かったが、
何が大変だったかと言うと、
男性の大事な部分に管が通されていて、
それが痛かった。

翌日抜くことが出来るが、
管を抜いた後はおしっこが痛くてたまらない。

普段何気なく出来ていたことがとても感謝すべきことだと
感じる瞬間でもあった。

限度額申請をしていたおかげで、
手術、入院費用もだいぶ抑えられた。

あと、入院で働けなかった期間の傷病手当金を
申し込むことが出来るようなので、
有給を使わずそちらを申し込んでみようと思う。

今回の医療費　87,250円

あと、退院後鼻を洗うポンプを買わされた。

プラス　　　　　3,800円

累計医療費　128,410円